2007年11月13日

自律訓練法

今夏の2ヶ月間、ある大学のメンタルクリニックへ
自律訓練法の講座に通っていました。

自律訓練法は1932年にドイツの精神医学者シュルツによって体系化され
その後、日本にも紹介されました。
現在では、日本の心身医療機関において
最もよく知られるリラクセーション法の1つです。

簡単に説明すると
「気持ちが落ち着いている」などの一定の言葉で自己暗示をかけて
心身の状態をリラックスさせていく手法です。
誰でも・いつでも・どこででもできるシンプルさが特徴でしょう。
(詳しくは検索すると多くの情報が出てくると思います。例えばこちら
自律訓練法は、その自律神経の働きのバランスを回復させる治療法なので
ストレスによる体調不良などを緩和し、体調を整えることに役立ちます。

私は疲れると胃が痛くなるタイプで、常に睡眠が浅いです。
なかなか寝付けないし、朝も起きられません。
締切前に原稿を書きまくると、頭が一種の興奮状態に陥っていますから
寝ようと思っても寝られないんですね。いろいろと考えちゃって。
「ぐっすり寝て、スッキリ起きられたら良いなー」
「これをマスターしたらもっと深く瞑想できるかなー」
と思って、受講してみました。

2ヶ月間、週1回がんばって通いました。
予想以上にいろいろと勉強になりました。

最も勉強になったのが「受動的集中」と言う言葉です。
「さりげなくぼんやりと自分の身体感覚の変化に注意を向ける」という意味で
自律訓練法は、これをマスターするための訓練でもあると思いました。
ただ何も考えず、何も期待せずにあるがままの自分(身体感覚)を観察する…
これを細かい段階に分けて、訓練していきます。

講座では、臨床心理士の先生方が直接教えて下さいました。
講座ではやり方を教えてもらって、その場で何回か練習しますが
自律訓練法は、カラダで覚える技術なので
各自で自己練習を続けないと身に付きません。
毎日3回練習して記録をつけ、講座で報告しました。
2ヶ月間、身体感覚を通じた自己観察をする訓練を受けた感じです。
貴重な経験だったなと思います。

これは私の勝手な想像ですが
●イメージワークで自分の光を見つめるのが、精神世界的なアプローチ
●座禅を組んで無我の境地に行こうとするのが、宗教的なアプローチ
●自律訓練法で自分の心臓の鼓動を観察するのが、身体的なアプローチ
…と考えると、それらは全部同じことをやっているのだなぁと感じました。
私は土の星座が強い人なので
このような身体感覚的なアプローチで自分と向き合うのは
とても向いているなぁ、こういうやり方も「あり」だなぁと思いました。

さて、2ヶ月にわたった講座が終わった現在
「呼吸が楽にできる」まではしっかりとできるようになりました。
自己訓練法は、誰でも時間をかけてやれば必ず習得できるそうなので
焦らずに続けていこうと思います。

まだまだ取得途中の段階ですが
私が自律訓練法をやって良かったなと思うことは

●瞑想やイメージワークをするときのリラックス度・没入度が格段に
深くなりました。
●腹式呼吸が自然と上手にできることが多くなりました。
●ぼんやりと何も考えずにいる時間が増えました
(今までは始終いろんなことが頭に浮かび、寝られなかった)
●何回か練習をすると、その日は肩こりが激減します
●前日の夜に何回か練習をすると、次の日にスッキリと目が覚めた
●自律訓練法をすれば、いつでも気持ちを落ち着けることができる
という自信があるので、気持ちに余裕が生まれた

…こんな感じです。

ある健康情報のサイトに
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自律訓練法は「体から心へ」働きかけて、体と心の緊張を低下させる治療法だといえます。たとえばカウンセリングは心の悩みや問題を話し合うことにより、心の問題から引き起こされた身体症状を治療していく方法です。これは「心から体へ」の働きかけによる治療法と言えます。これに対し、自律訓練法は体から心へ働きかけて心身の緊張を低下させていく治療法なのです。
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と書いてありました。

カラダから自分の内面にフォーカスして、自らを癒していく方法といえば
ヨガもそうですね。
ヨガのくつろぎのポーズで全身の力を抜いてリラックスするときに
よく「手足が、身体全体が重たくなる」と言いますが
自律訓練法の理屈はそれと全く同じです。

ちなみに…最近よく遊んでいるオーラチェッカー(過去記事)を試してみました。
一度測定して、自律訓練法2回(4〜5分)後、再び測定してみました。
赤→緑 に変化しました!クールダウンしています。

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この本は、講座で教えていただいた先生の著作です。
初歩〜応用まで分かりやすく書いてあるのでオススメです。
posted by 加藤まや at 21:26 | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

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