2013年04月03日

占星術と自由意思

最近、週一で課題レポートを書いてます。
この前は「自由について」というお題を出されたので、
「占星術と自由意思」について書いてみました。
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占星術とは運命的に定められたものを知るものと、一般的には認知されているようです。占星術で「宇宙が定めた私の性格・人生・運命」を知りたいと思う方もいれば、「自分の性格・人生・運命がもう既に決まっている」という前提に何となく違和感(有り体に言えば、うさんくささ)を感じる方もいらっしゃいます。

占星術とはそもそも何でしょうか?個人の出生図は、私たちに何を示唆してくれているのでしょうか?これから書くことは、たくさんの方の出生図を読ませていただいた私の、今のところの見解です。

占星術は物事の「始まり」に注目する技法です。個人の出生図とは、その人という存在がこの地上に創造された瞬間の創造図です。その人が有している創造原理を天体配置になぞらえて象徴的にあらわした図と言えます。

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その人の世界において、その人という存在が誕生する一瞬前まではまだ何も創造されていません。しかし、その人がその人の世界で誕生した瞬間以降、本人が有している創造原理通りにありとあらゆる全てが一瞬ごとに創造され続けます。その人が創造した瞬間が連なったものがその人の人生です。個人の出生図を読むと、その人の人生はその人が創造した通り(意図通り)に絶え間なく創造され続けていると分かります。つまり、私たちは己の人生における創造主であり、本来、全てを自由に創造しうる存在なのです。

ですから、占星術は「私はどうなるの?」を知るために使うものではありません。占星術は「今、この瞬間に私は何を創造し続けているのか」「これから私は何を創造し続けるのか」を知るための技法です。そういう意味で、占星術はその人の自由意思を損なうものではありません。占星術は創造主としての自覚を促し、己の自由意思を自己確認するのに役立つ技法だと思います。
posted by 加藤まや at 23:55| 占星術 | 更新情報をチェックする