2013年03月06日

内観体験記 その1

先日、集中内観に参加してきました。
これから何回かに分けて内観体験記を書きます。

2013年03月06日 内観体験記 その1
http://maya555.seesaa.net/article/343221566.html
2013年03月06日 内観体験記 その2
http://maya555.seesaa.net/article/343221715.html
2013年03月06日 内観体験記 その3
http://maya555.seesaa.net/article/343222676.html
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内観とは、
仏教の修行法「御身調べ」から宗教色を取り除いて、
一般向けに行えるように開発された修養法(心理療法)です。
日本で生まれた心理療法としては、森田療法と共に海外でも知られています。
考案者は吉本伊信。
昭和30年頃より内観道場を設立して指導を始め、
教戒師として刑務所や少年院で内観による矯正教育にも尽力しました。
その後、精神医療現場で内観が採用されるようになり
今現在は自己啓発、企業研修にも役立てられています。
内観は
集中内観(一週間合宿して集中的に行う)と
日常内観(日々の生活の中で個人的に行う)の2つがあります。
今回、私は集中内観を体験しました。
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集中内観は
屏風で区切られた半畳スペースにひとり座って
朝6時〜夜9時まで1日15時間、ひたすら内観(自己洞察)を続けます。
食事とトイレとお風呂の時間以外、一分一秒を惜しんで内観します。
また、集中内観中は
内観の邪魔となる刺激(電話・テレビ・本・音楽など)は遮断します。
携帯は最初に預けました。
参加者同志で話すことも避けますし、面接者との会話も最小限。
とにかく
イヤでも自己と向き合わざるを得ない状況に身を置きます。
このぐらい徹底して静かな場所を作らないと
自分の内面に意識が集中していかないんですね。

内観中は
自分にとって身近な人(父母・兄弟・配偶者など)を選んで
その人に対して自分はどんな人であったのかを振り返ります。
生まれたときから現在まで、3〜5年ずつ時期を区切って
・自分がその人にしていただいたこと
・自分がその人にお返ししたこと
・自分がその人にご迷惑をおかけしたこと
をより具体的なエピソードと共に思い出します。

2時間ごとに面接者が聞きに来ます。
そのときに思い出したことを報告します。
どうしても思い出せなかったら、それもそのまま報告します。
面接者は報告を聞き、ただ「はい」と返事だけしてくれます。
自分が話したエピソードを「はい」と返されるのみなので、
内観者は、自分が語ったことをより相対的に受け止めるようになります。
そうやって内観者が自分から気づくように促されます。
報告をし終えると、
内観者は「次は何歳から何歳までの自分を調べます」と決め、
面接者に告げて、また2時間内観です。
これが1日7回。これを一週間集中的に行います。
posted by 加藤まや at 23:20| 日記 | 更新情報をチェックする