2006年08月25日

冥王星は矮惑星へ

皆さんご存じの通り
先日、国際天文学連合(IAU)総会で採決が行われ
新たな惑星の定義が決まりました。

冥王星は矮惑星となりました。
「2003UB313」と「セレス」も矮惑星に含められました。
その結果、太陽系の惑星は8つとなりました。

先週は「太陽系惑星が増える?」とワクワクしていたのに
今週は逆に減って8つですか…。
世界中がビックリした決定でしたね。

今回の採決、私は
海王星と土星の180度っぽいなぁと感じました。
何かをはっきりさせようとすると、事態はどんどん流動化していって
結局、何かを切り捨てることでケリがつく…。
今回は冥王星が「降格」されてしまいました。

ですが、天文学に少し詳しい方なら
以前からあった「冥王星が惑星か否か」論議はご存じですよね。
今後、冥王星の近辺で
冥王星と同程度の天体が続々と発見されそうだと考えると
冥王星にこのまま「太陽系惑星」の地位を与えておいていいのか…?
と考えるのは自然なことだと思います。

さて
冥王星は矮惑星になりましたが
私が鑑定するときには冥王星を使うつもりです。
なぜかと言うと
私も含め、今生きている人の大半は冥王星発見後に生まれたからです。

今回、冥王星は矮惑星となりましたが
私たちの心の中の冥王星は
まだまだ太陽系惑星と同じぐらいの存在感を持っています。
この世界で起こる現実とは、私たちの心がさまざまに反映しているものであり
占星術とは、星図を手がかりに私たちの心の有り様を探る試みであると
私は考えています。

ですから私は
人々の心の中に冥王星がはっきりと生き続けている間は
鑑定で冥王星を使おうと思っています。

しかし、その一方で
冥王星が今回のタイミングで矮惑星となった意味もあると思うんですね。
今後はそれも考えたいと思います。

おそらく、今回の決定の意味が分かるのには時間がかかるでしょう。
今から生まれる赤ちゃんが大きくなって
社会の主役を担う頃…これから30年ぐらい経てば分かるかも知れません。

野尻抱影の「冥王星」提案記事

ずっと前、ヴィレッジヴァンガードに立ち寄ったら
野尻抱影の星座の本が置いてありました。
見るからにステキなたたずまいの文庫本で、思わず手に取ったくらいです。
また読んでみようかな。
posted by 加藤まや at 22:20 | TrackBack(0) | 占星術 | 更新情報をチェックする

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