2006年03月11日

ウェブ進化論〜本当の大変化はこれから始まる



最近、私のようにインターネットにうとい人でも
「Web2.0」という言葉を耳にするようになってきました。

著者の梅田さんによると「Web2.0」の本質とは
「ネット上の不特定多数の人々(や企業)を、
受動的なサービス享受者ではなく能動的な表現者と認めて
積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」
であると述べています。

インターネットは今や
低コストでお手軽、みんながやってるありふれた情報ツールになりました。
ダイアルアップからISDN、ADSL、光通信と通信環境がグレードアップし
パソコンもどんどん高性能・低価格になっていきます。
そこで、早くなった、便利だーと喜ぶのは「Web1.0」。
「Web2.0」ではそれが当たり前。
で、次はどうするよと今後問われる訳ですね。
便利だーと喜んでいる私たちひとりひとりに。

この本では
グーグルやアマゾンなどを例にとって
次のステージ「Web2.0」につながる地殻変動のようなものを
著者がピックアップしています。
特に、グーグルが行っているビジネスについて
その革命的な部分を詳しく説明してあり
とてもおもしろかったです。

私には難しい内容もあったけれど
ひとつ感じたことは
「ネットってろくな情報がない」とか
「ネットはある意味閉鎖的な世界で危険だ」という考えは
古くさいといわれる時代がくるかも知れないと言うこと。
既にそうなのかもしれない。

ネットに転がっているものを
情報の受け手として受動的に受け止めるだけでは
たぶん「Web1.0」のまま。
自分も含め、全ての人間がネットにおける情報発信者となった今
どうやってIT社会をこちらから積極的に利用していくか‥
たぶんそれが「Web2.0」なのかも。

開放的で良い時代になった気もするけれど
同時にちょっとゆううつ。
つまり私が公私ともに表現するものも選別されていくわけだ。
グーグルさんやその他で。

検索すれば
自分より出来の良いものはザクザクでてくるからね。
世界規模で。

この本をワクワクしながら読むか
それとも、ちょっとアレルギーを引き起こしながら読むか
反応が分かれそうな一冊です。
読者のIT社会に対するアンテナ感度が試される本と言えましょう。

印象的だったのは、本文で引用された羽生善治の言葉。
「ITとネットの進化によって将棋の世界に起きた最大の変化は、
将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたということです。
でも高速道路を走り抜けた先では大渋滞が起きています。」

これって、どこの世界でもそうなのではないでしょうか。
もちろん、占星術も。

この大渋滞を抜け出すためにはどうしたらいいか。
これから真剣に考えたいと思います。

梅田望夫さんのブログはこちら
posted by 加藤まや at 01:04 | TrackBack(1) | | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック

「Google」という革命
Excerpt: インターネットについて多少なりともわかった気でいるならば、この本は読む価値があります。ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる 梅田 望夫 たしかに、Google のアドワーズ、アドセンスに取り組む..
Weblog: 楽しくお勉強の日々 〜 PocketGoban Style
Tracked: 2006-03-28 11:25