2009年07月28日

上海へ皆既日食を見に行きました

09/07/21〜/24に
中国・上海へ皆既日食観測旅行に行ってきました。
何回かに分けて旅行記をアップしています。

【中国上海・皆既日食観測旅行 シリーズ記事一覧】

2009-07-29 上海・皆既日食観測の旅 その6
2009-07-29 上海・皆既日食観測の旅 その5
2009-07-29 上海・皆既日食観測の旅 その4
2009-07-29 上海・皆既日食観測の旅 その3
2009-07-28 上海へ皆既日食を見に行きました
2009-07-28 上海・皆既日食観測の旅 その2
2009-07-28 上海・皆既日食観測の旅 その1

旅行の日程は以下の通りです。

7/21 成田→上海浦東→上海市内観光→余山・ル メリディアン余山上海泊
7/22 皆既日食観測→上海市街へ移動→JWマリオット上海泊
7/23 上海市街にてフリータイム JWマリオット上海泊
7/24 チェックアウト→上海浦東→成田
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09年7/22の皆既日食を観測しようと
友人2人と中国・上海まで行ってきました。

余談ですが、皆既日食を見に行くと言えば・・・・
今から3年前のまやブログで
「皆既日食ハンターズガイド」という本をご紹介したことがありました。

【関連記事】2006-03-22 皆既日食ハンターズガイド

日食を追いかけ、世界を旅する
エクリプス・ハンターズが増えている・・・・と紹介した上で
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最後にここが肝心ですが
2009年7月22日には日本で皆既日食が見られます!
屋久島・トカラ列島・奄美群島などで観測できますよ!
今からその時のホロスコープを見てワクワクしています。
2009年の日食に関する情報もいろいろ載っています。
2009年まで要保存です。
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と締めくくっていたのでした・・・・。

この記事を書いたときには
まさか私自身がエクリプス・ハンターズになっているとは
想像もしませんでした(^-^;)
今さらながら自分でも本当にビックリです。

さて
今回の皆既日食観測旅行を一緒に楽しんでくれたのは
いけだ笑みさんと湯浅ちぐみさんです。
仕事やプライベート両方でいつもお世話になっている方々です。
お二人とも占術研究家・占星術師&ヒーラーとして御活躍中です。

私たちが皆既日食観測に選んだ観測地は
上海市街から車で小一時間くらい離れた避暑地。余山です。
周りは湖と木々に囲まれた静かな場所です。

残念ながら皆既日食当日の天候は雷雨でした。
欠けていく太陽は全く見えませんでした。
皆既する時間が近づくにつれて
雨と雷はどんどん激しくなっていきました。

雷雨ですので、もともと空は薄暗いです。
それでも
「そろそろ皆既が始まる時間だから」と
3人でベランダに出てみました。
(写真は湯浅ちぐみさんが撮影したものです。
まやブログへの掲載を快諾して下さいました。
ちぐみさん、ありがとうございます!)

皆既日食0935-11.jpg

9時35分 
皆既1分前です。雷雨による湿気で風景がかすんでいます。

皆既日食09371-11.jpg

9時37分 
皆既開始。どんどん暗くなっていきます。
もともと雷雨でかなり薄暗かったので
こんなに暗転するとは全く想像していませんでした。
3人とも鳥肌が立ってきました。

皆既日食0938-11.jpg

9時38分
1分しか経っていないのに
こんなに暗くなってきました。マッハ級のスピード。
同時に蒸し暑さが消えました。これにも驚愕。

皆既日食09381-11.jpg

9時38分
1分経っていません!このあたりは全員呆然状態。

皆既日食09389-11.jpg

9時39分
あっという間に暗闇の世界。

こんな風に、あっという間に空が暗くなって
世界が闇に包まれました。
それと同時に、気温がすーっと低下し
それまでの猛烈な蒸し暑さも消えました。

この時の展開を言葉で表現するとしたら
世界に裂け目が生じ
その裂け目から「何か」がやって来て
私たちをあっという間に呑み込んでいった感じでした。

この「何か」は
「黒いもの」「魔」「死」「闇」「黄泉の国の空気」と
言い換えても良いです。

「私が死ぬときには、こういう感じで目の前が真っ暗になって
命の灯火が消えていくんだな」と思いました。
占星術的に言うと
太陽は生命そのもの・生命力を象徴しますから
太陽が月によって隠される日食は
まさにそんなイメージを当てはめることができます。

その後、皆既中に続く暗闇は
ただごとではない雰囲気に満ちているように感じました。
まさに
「黄泉の国に飲み込まれた世界」「冥界」というような感じです。

いつもの「夜」ならば、やがて必ず夜明けがやって来ますが
この暗闇は
このまま永遠に続くのではないかと感じさせるものがありました。

この間、相変わらず雷雨がすごかったです。
それにもかかわらず
光と同様に、音も暗闇にかき消されたような感じがしました。
静かで、果てしなく暗かったです。
その場にいた3人全員が
ただ無言で立ちつくすしかなかったです。
私自身の終わりや世界の終わりを
再現フィルムで目の前に突きつけられたように感じました。

その後、皆既時間が終わると
今度はあっという間にどんどん明るくなっていきました。
みるみるうちに空気も温かくなってきました。
その勢いと光の回復の速さは
「私たちがよく知っている世界が戻ってきてくれた!」
という感じでした。

今回の体験、笑みさんは
「明るくなっていくところが感動的だった」って言っていたけれど
私は逆に
何かにかき消されるように、目の前が暗くなっていったところや
皆既中の暗闇がとても印象的でした。

数年前に
出雲大社参拝の旅行に行ったときに
現世と黄泉の国の境・黄泉比良坂(よもつひらさか)を
訪れたことがあります。
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出産が元で死んだ妻・イザナミを追いかけて
黄泉の国まで出かけていったイザナギは
イザナミとの約束を破ってしまい、今度は現世へ逃げ帰ります。
約束を反故にされた妻・イザナミは怒り狂って追いかけてきます。
イザナギは黄泉比良坂まで逃げきると
黄泉の国へ通じる入口を大きな岩でふさぎ、難を逃れました。
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東出雲町の国道脇をちょっと曲がった先に
その黄泉比良坂があります。
大きな岩があって、昼間でも静まりかえった場所でした。
その雰囲気と今回の皆既中の暗闇はよく似ていました。
そんなことを急に思い出したりしました。

現世と黄泉の国の境と言い伝えられている
黄泉比良坂が今も存在しているように
現世と黄泉の国は
実際には紙一重で同時に存在しているものなのかもしれないな
と思いました。

私たちは
毎日朝が来れば太陽が必ず昇ってくると思っています。
その太陽の光が
突然かき消されるように消滅して世界が暗転したとき
その時初めて
いつもは隠れていて見えない、暗闇の世界が浮かび上がってきます。

光の世界と闇の世界が交差するときに
初めて浮かび上がるものがあって
それが新しい光を呼び戻してくるのだろうと思いました。
呼び戻された光は
闇の影響も作用しているので、それまでとは違う光を放ちます。
実際、皆既前に暗くなっていく光と
皆既後に明るくなっていく光は、それぞれ全く違う雰囲気を持っていました。

皆既日食観測の感想を書いているのに
内容がどんどんまとまらない方向へと向かってしまいます。
それだけ私にとっては大きすぎる体験でした。
この時、得たことを
まだ自分自身の中に落とし込めていない感じがしています。
これから長い時間をかけて、少しずつ身に付いていくのでしょう。
そういう意味では
この皆既日食観測の旅は今も続いているんだなと思っています。

次回、日本で見られる日食は
2012年5月21日の金環日食です。

その他の上海旅行レポートは
また後日掲載しますね。お楽しみに!
ラベル:占い 占星術
posted by 加藤まや at 01:38 | TrackBack(0) | 占星術 | 更新情報をチェックする

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